ミニゲームで相手にボールが渡ったとき、ボールを持った相手ではなく、とっさに自陣のゴールに向かって走り始める子が結構多いです。ゴールキーパーよろしくゴールに陣取り、打ってきたシュートを防ごうというのです。「点を奪わなければ負けない」というサッカーの本質に本能的に気がついているのか!? しかし、残念ながらゴールで待つ子の左右はガラ空き。しかもゴールラインから動かないので、相手からすればゆっくりとシュートを打てるチャンスになってしまいます。
キッズの世代でも、やはり前からのディフェンスの意識を、そしてディフェンスはゴールを守るのではなく、相手のボールを奪うのだというメンタリティを身につけたいものです。
今日はいつもの「ドリブルしながら鬼ごっこ」で、子どもたちが鬼にチャレンジしました。友だちがドリブルしているボールを蹴りだそうと懸命に追いかけていました。今はまだ相手のボールを蹴り出す(相手の邪魔をする)だけの段階ですが、相手からボールを奪う気持ちよさ、かっこよさが実感できるような遊び(練習)を少しずつやっていきたいと思っています。