サッカー用語って特殊なので、できるだけ簡単な言葉にして伝えるようにしています。キッズ世代に「スペース」とか「マーク」とか言っても分からないですよね。あとは、丁寧に、しかもできるだけ具体的な言葉で伝えていきたいと思っています。
昔、対戦相手の指導者で「なんで~しないんだ!」「それじゃなんにもならないだろ!」とか、なんかこう間接的で、乱暴な言葉を使う人がいました。「子どもたちが頭を使うのを促す」という意図があったのかもしれませんが、多分半分も伝わってなかったんじゃないかと思います。自分はああはなるまい、と思ったものです。
翻って今の自分。まだまだ理想には届いてないのが現状です。子どもたちがキョトンとして、「あ、やばい」と思う瞬間がたまにあります。遊び(=練習)の間、ずっと子どもたちの目が輝いていられるよう、伝わる言葉にこだわっていきたいと思っています。